Illum Wikkelsø - "ML115" Oak Coffee Table

¥157,000

 

    19歳にして家具マイスターの資格を習得しその後、現・デンマーク王立芸術アカデミーで学ぶという数多くの有名デザイナーと同じ、まさにエリートの道を辿っていたIllum Wikkelsø(イルム・ヴィッケルソー)は卒業後、Jacob KjærやHvidt & Mølgaardとの仕事をキャリアのスタートとし1954年には独立、自身のデザインオフィスを立ち上げます。数多くの工房にデザインを提供しますが、特にN. Eilersen, C.F. Christensen Silkeborg, Søren Willadsen Møbelfabrik, P. Schultz & Coなどの工房とは長年に渡り密な協力関係を築きました。Kaare Klint(コーア・クリント)のような古典主義から、Arne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)のような現代的な表現主義まで幅広い作風が彼の作品の特徴です。

 

   当作品は、Mikael Laursen工房で製作されたものとなります。同工房の得意とするソリッド材をプライにして製造されるコーヒーテーブルのデザインの中でも有名なのがこちらの"ML115"です。チーク材、ローズウッド材、オーク材とデンマーク家具を代表する3大木材のそれぞれ使用したバージョンがございますが、こちらは北欧らしい美しいホワイトのオーク材のものとなります。オーク材の家具といえば、やはりHans J WegnerデザインのGE290シリーズが一番人気かと思いますが、当店でスイートルームをデザインさせて頂きました札幌のホテル様ではこちらのオークの"ML115"とGE290を合わせております。(最終商品写真をご参照ください。) 非常に硬質で強度の高いオークのソリッド材で製造されているため、重厚感と実際にもしっかりした重量があるのですが、最大の特徴は天板とオシャレな三角形のシェイプの脚部の間の空間の意匠でしょう。こちらが天板が浮いているような錯覚を与えることで、重厚感にもかかわらず軽やかな印象を与えます。GE290/1 , /2 , /3シーターそれぞれともサイズのマッチングが素晴らしく、オーク材のデンマークのイージーチェアにぜひ合わせて頂きたい、そんなコーヒーテーブルです。

  

  現状フルサンディング、リペアを完了し完璧な状態に仕上がっております。また木部はオーク材の明るい色を出すためにこだわりの国産剤を使用したソープフィニッシュで仕上げございます。(こちらは、ご希望によりお持ちのオーク材の家具のフィニッシュに合わせ、オイルフィニッシュによるやや飴色の仕上げも可能です。)直線を基調とした全体のデザインながら各部のエッジは滑らかに処理されており、やはりそういった部分でGE290シリーズとのマッチングが最高になるのだと思います。ソリッドのオーク材はご自宅でもメインテナンスが施しやすく、強度も非常に高いため永きにわたって自然と日々の生活のベーシックアイテムになるような、そんな一品です。

 

Size

W164 L162 H47(cm) 

Material

Oak

Designer

Illum Wikkelsø

Manufacturer

Mikael Laursen

Origin

Denmark

Date

Circa 1970-1979

 

 

 

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