Niels Bach(ニールスバッハ)社は1919年設立したデンマークにある工房で現在も10名ほどの職人が一つ一つ丁寧に家具を作り上げている数少ない老舗メーカーです。得意とされている家具はチークの無垢材を利用したテーブルやキャビネット。 ローズウッドやオーク材を使用した作品もありますが、やはりチーク材を使用した作品が多いようです。 少人数でありながら作り出される家具は細部にまでこだわって製作されており丈夫で洗練されたデザイン、柔らかみのある風合いが現在でも人気です。 昔からほとんどのメーカーはテーブルやキャビネットを製造する際、突板を使用して製造する事がメジャーでしたがニールスバッハ社の作品は無垢材(ソリッド材)をふんだんに使用した家具を多く製造しておりました。

 こちらのコーヒーテーブルは1960年代に製造され素材はチークのソリッド材を贅沢に使用しております。 見た目はニールスバッハ社の特徴でもあるぽってりとした優しい作品となっており 脚も曲線が生かされた優しさがあり、中心部でクロスしている特徴的なデザイン。チーク材特有の鮮やかなキャメル色、柔らかみのあるなんとも言えない曲線と相まっていつまでも触っていたくなるような可愛らしいルックスです。 手触りも滑らかで温かみがあり心が落ち着くような感覚に捉われます。 末長くご使用いただける作品ではないでしょうか。 当店にてリペア後チークオイルにて仕上げております。 目立った傷もなくかなり良好な状態です。 是非この機会に。

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